au海外放題は、au・UQ mobile・povo1.0の回線のまま、海外でデータ通信を使い放題にできる定額サービスです。料金は予約の有無と渡航先によって3段階に分かれます。具体的な金額は後述の表にまとめました。内容はいずれも2026年10月時点のものです。 申し込む前に知っておきたい点がいくつかあります。課金は利用を始めた時刻から24時間単位で数え、日本時間の暦日で区切られるわけではありません。見出しに使われる「毎月15日分無料」は、対象の料金プランで利用料金が最大18,000円/月まで割り引かれる仕組みです。au回線を使う場合は「データチャージ(無料)」への加入が前提になります。 au海外放題そのものに絞り、料金・800円になる地域・割引特典・申込と使い方・海外ダブル定額との違いを取り上げます。auの海外利用全般については、別記事で案内しています。 記載した内容はau公式サイト・公式FAQ・提供条件書で確認したものです。au海外放題の公式ページ自体に「掲載の内容は2026年9月30日時点の情報です」と記載されており、料金や対象国・地域は変更される場合があります。お申し込みやご利用の前に、各社の公式ページで最新の情報をご確認ください。
目次

au海外放題の料金は、事前に予約をするかどうかと、渡航先がどの地域に当たるかで3段階に分かれます。申し込む前に、主に次の5点を知っておくと良いでしょう。
料金は次の表のとおりです。
区分 | 対象の国・地域 | 料金(24時間あたり) | 選べる日数 | 申し込み方法 |
|---|---|---|---|---|
予約割(800円地域) | 特定の17の国・地域 | 800円/24時間 | 1〜30日間 | 日本国内でアプリから事前予約(利用開始の1時間前まで) |
予約割(800円地域以外) | サービス提供対象の国・地域すべて | 1,000円/24時間 | 1〜30日間 | 同上 |
予約なし | サービス提供対象の国・地域すべて | 1,200円/24時間 | 1〜8日間 | 渡航先でアプリまたはSMSのURLから「利用開始」 |
※2026年10月時点の情報です。料金には消費税は加算されません。
800円になるのは、事前に予約をしたうえで渡航先が特定の17の国・地域に含まれる場合だけです。予約をせずに渡航先で手続きする場合は、行き先に関わらず1,200円/24時間になります。
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どの国にいても、利用を開始した時刻を起点に24時間で1日分、48時間で2日分と数えます。日本時間の0時で区切られるわけではありません。
後述する海外ダブル定額は、日本時間0:00〜23:59の暦日単位で数えます。au海外放題とは数え方が異なるので、混同しないよう注意が必要です。
指定した日数より短く使った場合でも、指定した日数分の料金がかかります。
au公式サイトは「au海外放題のご利用料金には消費税は加算されません」としています。800円・1,000円・1,200円は、いずれも税込・税抜の区別がない金額です。
基本料やユニバーサルサービス料、ブロードバンドユニバーサルサービス料、電話リレーサービス料などは、au海外放題の料金とは別にかかります。
800円(予約割)の対象地域と、1,000円側に入る主な渡航先は次の表のとおりです。
料金区分 | 国・地域 | 予約割 | 予約なし |
|---|---|---|---|
800円地域(特定の17の国・地域) | アメリカ(本土・アラスカ)、ハワイ、カナダ、韓国、台湾、香港、マカオ、タイ、フィリピン、ベトナム、シンガポール、インドネシア、マレーシア、カンボジア、ラオス、プエルトリコ、米領バージン諸島 | 800円/24時間 | 1,200円/24時間 |
上記以外の対象国・地域の例 | グアム、サイパン、中国、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス、スペイン、オーストラリアなど | 1,000円/24時間 | 1,200円/24時間 |
※対象国・地域は、事前の告知なく変更される場合があります。
行き先が17の国・地域に含まれるかどうかは、au海外放題の公式ページに掲載されている対象国・地域の一覧で確認できます。利用できない国・地域については、後述の「対象外の国・地域、国境付近、eSIMの再発行に注意」を参照してください。
周遊するときの料金は、予約の有無と渡航先の組み合わせで決まります。
周遊パターン | 予約時の登録 | 適用される料金 | 注意点 |
|---|---|---|---|
周遊先がすべて800円地域 | 800円地域として登録 | 800円/24時間 | ― |
周遊先に1,000円地域が1つでも含まれる | 利用開始または終了の国・地域に1,000円地域を登録 | 1,000円/24時間 | 登録しないまま1,000円地域に入るとデータ通信が停止 |
予約なし(渡航先で「利用開始」) | 登録不要 | 1,200円/24時間(周遊先に関わらず一律) | ― |
予約の際に1,000円地域を登録しないまま、周遊中にその国・地域へ入ると、データ通信が停止します。再開するには改めて利用開始の操作が必要で、別途1,200円/24時間が追加で発生します。
見出しによく使われる「毎月15日分無料」は、特典の正式名称「au 海外放題 15 日間無料特典」の通称です。実体は、利用料金を18,000円/月を上限として割り引く仕組みです。
特典の対象になる料金プランは、受付状況によって次のように分かれます。
受付状況 | 対象料金プラン |
|---|---|
受付中 | auバリューリンクプラン(各パック・with Amazonプライム含む)、auバリューリンク マネ活2(各種)、使い放題MAX+ 5G/4G(各種)、使い放題MAX+ マネ活2(各種) |
新規受付終了 | auマネ活バリューリンクプラン各種、使い放題MAX 5G/4G各種、auマネ活プラン+/auマネ活プラン各種、データMAX 5G/4G LTE各種、auデータMAXプランPro、auデータMAXプラン(Netflixパック含む) |
利用開始日時点で対象プランに加入している必要があります。既存の使い放題MAX+などは、2025年8月1日の料金プラン改定でこの特典が付帯しました。
割引の上限額18,000円を、料金区分ごとの日数に換算すると次のようになります。
料金区分 | 24時間あたりの料金 | 月18,000円の割引で無料になる日数の目安 |
|---|---|---|
予約なし | 1,200円/24時間 | 最大15日 |
予約割(1,000円地域) | 1,000円/24時間 | 最大18日 |
予約割(800円地域) | 800円/24時間 | 最大22日 |
見出しの「15日分」は、予約なし(1,200円/24時間)で換算した日数と一致します。予約割を使う場合は、無料になる日数が変わります。上限の18,000円を超えた分は、通常どおり請求されます。
月をまたいで連続して利用した場合、利用料金は利用開始月にまとめて請求されます。割引も、利用開始月分(上限18,000円)として適用されます。
対象料金プランの基本料が日割りになる月は、割引の上限額も日割りになります。
割引は請求時に適用されます。そのため、予約や利用開始の操作をした時点の画面には、割引前の料金が表示されます。
割引特典の対象料金プラン一覧はauのプランのみで、UQ mobileやpovo1.0のプランは含まれません。
対象外のプランでも、au海外放題自体は通常料金(予約割800円〜)で利用できます。公式サイトの訴求文には「800円/日〜」とありますが、課金は利用開始から24時間単位です。
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au海外放題を使うまでの流れは、出発前の準備、予約または現地での利用開始、終了のタイミングの3段階に分かれます。予約割を使う場合は、出発前に日本国内で予約を済ませる必要があります。
対象回線はau・UQ mobile・povo1.0です。povo2.0は対象回線に含まれません。povo2.0で海外のデータ通信を使うには、別サービスの「海外データトッピング」の購入が必要です。2025年10月3日以降の新規加入者は、事前に海外ローミング機能の申込も必要です。
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au利用者は「データチャージ(無料)」への加入が前提です。My auから申し込み、8:00〜21:00の手続きは即時、それ以外は翌日8:00以降に利用できます。UQ mobile・povo1.0は加入状況の確認が不要です。
専用の「au海外放題」アプリ(対象OS:iOS 13以上・Android 7以上)をインストールし、au IDログインとデータローミング設定まで日本で済ませておきます。2Gの有効化設定がある機種は、海外到着までに2Gを有効にしておきます。
予約は日本国内でのみできます。手順は次のとおりです。
1. 「au海外放題」アプリを開き、au IDでログインする。
2. [予約する]を選び、渡航先の国・地域を選択する。
3. 利用開始日時を入力する(日本時間ではなく現地時刻で、1分単位で指定する)。
4. 利用コース(日数)を選ぶ。
5. 利用終了の国・時間を確認して予約を確定する。
操作中はWi-Fi・VPNをオフにします。同時に複数の予約はできません。予約の変更・キャンセルは、利用開始1時間前まで無料です。
4G LTEケータイは「au海外放題」アプリの提供対象外のため、予約割は利用できません。予約中にアプリのデータを消去・初期化すると、海外で予約の変更・キャンセルができなくなります。
渡航先では、「au海外放題」アプリ、または到着時に届く「au世界サービスお知らせSMS」のURLから「利用開始」をタップします。データチャージに加入している場合、「利用開始」を押すまでデータ通信料はかかりません。
SMSに対応していない機種などでは、海外からのみアクセスできる公式の専用ページから手続きします。料金は1,200円/24時間で、選べる日数は1〜8日です。
予約は利用開始時刻に自動で始まります。到着が遅れた場合は、現地の通信事業者ネットワークに接続した時刻が利用開始時刻となり、そこから予約した時間分を利用できます。早く着く場合は、利用開始1時間前までにアプリで予約を変更すれば前倒しできます。
コース終了時刻になるとデータ通信は自動で止まり、SMSで通知されます。自動延長・自動更新はされません。もう一度使うには、改めて利用開始の操作が必要です(通常料金1,200円/24時間)。
利用開始後に予定より早く帰国しても、日数の変更はできません。帰国時に特別な操作は不要です。

au海外放題と並んで案内されているサービスに「海外ダブル定額」があります。両者は課金の数え方や速度制限の有無が異なり、契約状況によってどちらが自動で適用されるかも変わります。以下の内容は、au公式の比較ページ(2026年10月1日時点の情報)に基づきます。
両者を並べると次のようになります。
項目 | au海外放題 | 海外ダブル定額 |
|---|---|---|
対象回線 | au・UQ mobile・povo1.0 | au・UQ mobile |
料金 | 予約あり 800円または1,000円/24時間、予約なし 1,200円/24時間 | 約24.4MBまで最大1,980円/日、それ以上は最大2,980円/日 |
課金単位 | 利用開始時刻から24時間単位 | 日本時間の1日(0:00〜23:59)単位 |
速度制限 | あり(24時間単位で大量通信があった場合) | 一切なし |
開始方法 | 予約(アプリ)または現地で「利用開始」操作 | データローミングをONにすると自動で開始 |
税 | 消費税は加算されない | 消費税相当額は加算されない |
※2026年10月1日時点の公式比較ページ、および各サービスの公式ページ・FAQに基づきます。
海外ダブル定額の「日本時間の暦日」は、現地時間ではなく日本の日付で区切られます。日本時間の0時をまたいで通信すると、前後の日付がそれぞれ1日分として数えられます。
両方が使える国・地域では、契約状況によって自動的に適用されるサービスが変わります。
契約状況 | 適用されるサービス | 海外ダブル定額にしたい場合 |
|---|---|---|
au・データチャージ加入済み | au海外放題 | 「au海外放題拒否オプション」(申込無料・My au)に申込む |
au・データチャージ未加入 | 海外ダブル定額 | ― |
UQ mobile | au海外放題 | 「au海外放題拒否オプション」に申込む |
海外ダブル定額をauで使うには、5G NETなどのデータ通信サービスへの加入が必要です。これに加えて、データチャージに未加入であること、またはau海外放題拒否オプションに加入していることのいずれかが条件になります。両方を同時に満たす必要はありません。
データ容量と速度制限を比較すると、次のようになります。
項目 | au海外放題 | 海外ダブル定額 |
|---|---|---|
データ容量 | 国内プランの月間データ容量と関係なく使い放題。データシェア容量は消費しない | 国内プランの月間データ容量と関係なく無制限 |
速度制限 | 24時間単位で大量の通信があった場合、次の24時間の開始時まで速度を制限(具体的な容量・制限後の速度は公式に記載なし) | 一切なし |
au海外放題でテザリングを使う場合、au利用者はテザリングオプションの申込が必要で、UQ mobile利用者は申込不要です。テザリングの通信も使い放題に含まれます。
海外では、契約プランの月間データ容量を複数回線で共有できません。複数の端末で使うには、端末ごとにau海外放題を申し込むか、1台からテザリングする必要があります。
使うデータ容量を決めて準備したい場合は、トリファのような海外eSIMを追加する方法もあります。
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au公式のFAQは、データ容量を気にせず使いたい場合について「au海外放題が利用料もお安くおすすめです」と案内しています。速度制限を受けずに使いたい場合は、海外ダブル定額の利用を案内しています。
「世界データ定額」は、auで2024年3月15日、UQ mobileで2024年10月29日に受付を終了しました。現行の公式比較ページに掲載されているのは、au海外放題と海外ダブル定額の2つだけです。
予約に使うアプリは、現行の「au海外放題」アプリです。「海外スマホ利用」は、サービス提供開始当初のアプリ名です。
au海外放題には、意図せず別の料金が発生したり、通信ができなくなったりする条件がいくつかあります。渡航前に、次の点を確認しておくと良いでしょう。
au利用者がデータチャージに未加入のまま渡航し、データローミングをONにすると、海外ダブル定額(最大2,980円/日)が自動で始まります。
海外でデータ通信を使わない場合、iPhoneは「データローミング」をオフにする、または機内モードをONにしてWi-Fiのみ使う方法があります。Androidは公式案内では「特に設定は不要です。自動で海外モードに切り替わります」とされていますが、機種によっては設定が必要な場合があります。
日本国内でも、日本海やオホーツク海沿岸などでは海外の通信事業者の電波を受信し、意図しない海外ローミング料金が発生する場合があります。
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機種によっては、データローミング設定を「OFF」にしていても、電源を入れた時点で現地の通信事業者のネットワークに接続し、予約した「au海外放題」の利用が開始される場合があります。利用が始まると予約した日数分の料金がかかり、日数の変更はできません。
ミャンマーは現在利用できません。ネパール、モルディブ、キューバなど、海外データ通信の対象外になっている国・地域や船舶では、データ通信を使えません。国境付近では、対象外の通信事業者に接続されるとデータ通信が利用できなくなる可能性があります。
利用開始後にeSIMを再発行したりSIMを変更したりすると、残り時間にかかわらずau海外放題を使えなくなります。再開するには、改めて利用開始の操作が必要です(別料金)。
また、端末によって国ごとの利用条件が異なります。渡航先と使う機種の組み合わせは、公式の検索ページで確認できます。
au公式が案内している確認点は次のとおりです。
SMSに対応していない機種で「利用開始」の手続きをする方法は、前述の「予約なしで現地から使い始める方法」を参照してください。
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au海外放題・海外ダブル定額とも、音声通話とSMSは対象外で別料金です。主な国・地域の音声通話料金は次のとおりです。
国・地域 | 滞在国内(円/分) | 日本宛(円/分) | 着信(円/分) |
|---|---|---|---|
韓国 | 50円 | 125円 | 70円 |
台湾・香港・マカオ | 70円 | 175円 | 145円 |
タイ | 70円 | 175円 | 155円 |
シンガポール | 75円 | 175円 | 155円 |
ベトナム | 70円 | 195円 | 80円 |
アメリカ(本土)・カナダ・ハワイ・プエルトリコ | 120円 | 140円 | 165円 |
※2026年10月1日現在の料金表PDFの値です。消費税相当額は加算されません。
海外では着信した場合でも通話料がかかります。iPhoneの「ライブ留守番電話」がONになっていると、自動的に着信を受けて通話料が発生することがあります。SMSは送信100円/通(全角70文字まで)、受信は無料です。
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au海外放題を使う以外に、スマホに海外eSIMを追加してデータ通信を使う方法もあります。データ容量の選び方や電話番号の扱いが、au海外放題とは異なります。
au海外放題は24時間単位の定額制で、データ容量を選ぶ仕組みではありません。
データ量を自分で選びたい場合の選択肢の一つに、海外eSIMがあります。トリファには、データ容量を段階的に選べるプランと、容量が無制限のプランがあります。利用日数も1日単位から選べます。
トリファは、アプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリです(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)。200以上の国と地域に対応しています。
購入から利用開始までの目安は最短3分で、購入・設定ともにアプリ内で完結します。テザリングはプランによって可否が異なり、アプリ内で確認できます。
iPhoneは、普段使っているSIMカードを入れたままeSIMを追加できます。物理SIMを抜く必要はありません。デュアルSIM対応端末でau回線の番号の通話を受けたい場合は、国内SIMをオンにし、データローミングをオフにします。そのうえで、デフォルトの音声回線を国内SIMに設定する方法があります。海外での通話料は自己負担になります。
トリファはデータ通信専用のサービスで、電話番号付きのプランは提供していません。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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