日本通信SIMの音声通話に対応したプランなら、海外でも通話とSMSを使えます(ネットだけプランは除く)。利用するには「国際ローミング」というオプションの申込が必要です。一方でデータ通信は、国際ローミングを申し込んでも使えません。合理的シンプル290プラン、合理的みんなのプラン、合理的50GBプラン、ネットだけプランの4プランすべてに共通する制限です。 海外で日本通信SIMを使う場面は大きく2つに分かれます。短期の海外旅行に日本通信SIMを持っていく人と、海外に住みながら日本の電話番号やSMSを維持したい人です。どちらにも共通するのは、通話・SMSを使うには申込が必要なこと、データ通信は別の手段が必要なことの2点です。 本記事では、日本通信の公式サイト・サポートページの記載を中心に内容をまとめました。国別の通話料のように公式ページに金額の記載がない項目は、金額の代わりに確認先を載せています。情報は2026年10月時点のものです。料金やサービス内容は変更される場合があります。お申し込みやご利用の前に、各社の公式ページで最新の情報をご確認ください。
目次

海外で使えるのは通話とSMSだけです。音声通話に対応したプランで、国際ローミングを申し込んだ場合に限られます(ネットだけプランは除く)。
データ通信は、国際ローミングを申し込んでも使えません。公式サイトのFAQや料金・プラン一覧ページ、国際ローミングの詳細ページに同じ内容が記載されています。
日本通信のサポートページには「国際ローミングをお申込になっても、データ通信はご利用いただけません。」と明記されています。国際ローミングで使えるのは、海外での通話とSMSだけです。
よくある質問「海外で使えますか?」には次のように書かれています。「音声通話とSMSが国際ローミングにてご利用いただけます。データ通信はご利用いただけません。国際ローミングはマイページでのお申込が必要となります。3Gネットワークが停波した国(アメリカ等)でご利用になる場合、端末の設定でVoLTEをONにしていただくようにお願いします。」
料金・プラン一覧ページにも「国際ローミングで、海外での通話とSMSはご利用いただけますが、データ通信はご利用いただけません。」という注記があり、国際ローミングの使い方ページにも同じ内容が書かれています。
日本通信SIMには合理的シンプル290プラン、合理的みんなのプラン、合理的50GBプラン、ネットだけプランの4プランがあります。2026年10月時点の海外利用可否は次のとおりです。
プラン | 月額(税込) | 海外でのデータ通信 | 海外での通話・SMS(国際ローミング) |
|---|---|---|---|
合理的シンプル290プラン(1GB) | 290円 | 不可 | 可(要申込) |
合理的みんなのプラン(20GB) | 1,390円 | 不可 | 可(要申込。プランページには個別記載なし) |
合理的50GBプラン(50GB) | 2,178円 | 不可 | 可(要申込。プランページには個別記載なし) |
ネットだけプラン(データ専用) | 119円〜3,600円(容量により異なる) | 不可 | 不可(SMSも受信できない) |
みんなのプランと50GBプランは音声通話に対応するプランです。プランページに個別の記載はありませんが、公式FAQでは、ネットだけプラン以外のプランは国際ローミングで通話・SMSが使えると案内されています。
ネットだけプランはデータ通信専用のプランです。FAQには「ネットだけプランはデータ通信専用なので海外でご利用いただけません。」とあり、プランページにも「SMS・ショートメッセージをご利用いただけません。受信もできません」と記載されています。
日本通信SIMはドコモの回線を使っています。合理的シンプル290プランのページには「ドコモの回線を使っているので、日本全国でご利用できます」とあり、合理的みんなのプランのページも「ドコモのネットワーク(5G、LTE)を利用」と説明しています。
同じドコモ回線を使うプランでも、海外でのデータ通信の扱いは一律ではありません。ドコモ本家の一部プランは海外でもデータローミングが使えますが、日本通信SIMの国際ローミングはデータ通信に対応していません。具体的な条件や料金は、別記事で確認してください。
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国際ローミングではデータ通信ができないため、日本通信SIMで海外のデータ通信料がかかる場面はありません。
公式サイトには、データ通信による高額請求への注意喚起の文章は見当たりません。ただし通話をすれば、通話料は別途かかります。
国際ローミングは、申込をすれば海外での通話とSMSが使えるようになるオプションです。申込方法と、渡航前に済ませておきたい端末設定は次のとおりです。
国際ローミングは月額0円のオプションですが、使うには申込が必要です。公式に記載されている条件は次のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
月額利用料 | 0円 |
申込 | 必要(マイページから) |
申込方法・利用開始 | マイページよりお申込後、利用可能 |
通話料金の上限額 | 5万円 |
SMSの利用 | 国際ローミングの申込が必要 |
端末設定 | VoLTEをON |
申込と解除はマイページから行えます。
アメリカなど3Gネットワークが停波した国で使う場合は、端末の設定でVoLTEをONにするよう、FAQで案内されています。
オン・オフの具体的な操作画面は、公式ページには載っていません。eSIMで音声通話を使う場合はVoLTE対応が必須、という案内もあります。
海外から日本へかける場合は、「+→81→電話番号の先頭の0を省いた相手先番号」の順でダイヤルします。滞在国内へかける場合は、相手先電話番号を市外局番からダイヤルし、つながらないときは国番号を付けます。
メキシコ滞在中に滞在国内へかけてつながらない場合は、「01」を押してから市外局番からダイヤルします。滞在国から日本以外の国へかける場合は「+→国番号→先頭の0を省いた相手先番号」の順です。このとき、イタリアなど一部の国・地域では「0」が必要な場合があります。メキシコの携帯電話には番号の前に1を、アルゼンチンの携帯電話には国番号54の後に9を付けます。
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個人のブログなどでは、「利用限度額を0円から5万円に変更する」「データローミングをON・モバイルデータをOFFにする」「ネットワークを手動選択する」といった設定が紹介されていることがあります。これらは日本通信の公式ページでは確認できません。
公式が案内しているのは、国際ローミングの申込と端末のVoLTE設定です。利用限度額について公式ページにあるのは、通話料金の上限額5万円という記載です。記載のない設定は、日本通信のサポートに確認してください。
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国際ローミングの通話料や着信料は、日本通信のページには金額が記載されていません。公式が案内している確認先は次のとおりです。
国際ローミングの使い方ページには「国際ローミングのエリア・通話料はドコモのページ『国際ローミングの対応エリア等を確認する』をご覧ください。」と、ドコモのMVNO利用者向けページへの案内があります。
知りたいこと | 日本通信のページの記載 | 確認先 |
|---|---|---|
国際ローミングの通話料・対応エリア | 金額の記載はなく、ドコモのページへ案内 | ドコモ MVNO利用者向けページ「対応エリア・通話料・通信料を調べる」 |
海外での着信料 | 金額の記載なし | ドコモのページ、またはサポートに確認 |
SMSの送信料・受信料 | 海外からの送信は1通100円(非課税、全角70文字まで)。受信は無料と記載 | 日本通信「SMS送信料について」ページ |
国際電話(日本から海外)の通話料 | 金額の記載はなく、ドコモ WORLD CALL通話料ページへ案内 | ドコモ WORLD CALL 通話料ページ |
国際ローミングと国際電話では、通話料の確認先が別のページです。調べるときは取り違えないようにしましょう。
日本通信のSMS料金ページには「SMS受信は無料です」とあり、海外からのSMS送信料は1通100円(非課税、全角70文字まで)と書かれています。受信無料の記載は、海外滞在中に限った書き方ではありません。着信料は、日本通信の公式ページに金額の記載が見当たりません。
渡航前に料金を確認したい場合は、ドコモのMVNO利用者向けページを見るか、日本通信のサポートに問い合わせると良いでしょう。
国際ローミングの通話料金の上限額は5万円です。上限額の初期設定や変更方法については、公式ページに記載がありません。
国際電話にも利用限度額(5千円〜10万円)がありますが、この5万円とは別の数字です。

日本通信SIMには、海外で通話・SMSを使う「国際ローミング」と、日本から海外へ発信する「国際電話」という2つのオプションがあります。どちらも月額利用料は0円ですが、使う場面が異なります。
国際電話は、日本国内から海外へ電話をかけるためのオプションです。月額利用料は0円で、利用するにはマイページからの申込が必要です。通話料は別途かかります。
かけ方は「+→国番号→相手先電話番号」です。相手先番号が0で始まる場合は0を省きますが、イタリアなど一部の国・地域は例外です。メキシコの携帯電話には番号の前に1を、アルゼンチンの携帯電話には国番号54の後に9を付けます。
国際電話のかけ方完全ガイド|国番号・+の入力から料金を抑えるコツまで
項目 | 国際ローミング | 国際電話 |
|---|---|---|
使う場面 | 海外で通話・SMSを使う(発信・着信) | 日本から海外へかける |
月額利用料 | 0円 | 0円 |
申込 | 必要(マイページ) | 必要(マイページ) |
利用限度額 | 5万円(公式記載の上限額) | 5千円〜10万円の7段階からマイページで設定(2026年4月以降は国際通話料と国際SMS送信料の合計。未設定の回線は20,000円) |
料金の確認先 | ドコモ MVNO利用者向けページ | ドコモ WORLD CALL通話料ページ |
名前が似ているので迷いやすいところです。海外旅行中に電話を受けたり、現地から日本にかけたりするなら、使うのは国際ローミングです。
FAQには「日本国内から海外への通話料は無料通話・かけほーだいの対象になりません。」と明記されています。国内の無料通話の感覚で海外に電話をかけると、通話料が発生します。
日本通信のサポートページにはJAPANローミング™の利用方法を案内するページがあります。国際ローミングと名前が似ていますが、別の仕組みです。
JAPANローミングは、大規模災害や通信障害が起きた際に、大手キャリアが互いの通信網へ接続する国内向けの仕組みです。海外での利用とは関係がありません。
海外で日本通信SIMを使う予定があるなら、出発前に次の点を確認しておくと良いでしょう。
海外で通話やSMSを使う予定がある場合は、出発前にマイページで国際ローミングを申し込んでおきます。SMSだけを使いたい場合も、申込が必要です。
申込は月額0円で、マイページから行います。
海外在住者や長期滞在者が、日本の電話番号でSMSを受け取りたい場合も、国際ローミングの申込が前提になります。
ネットだけプランではSMSを受信できません。SMS認証を海外で受け取りたい場合は、ネットだけプラン以外のプランを選ぶ必要があります。
eSIMでSMSを受信するには?海外利用時に必要な設定と原因別の対処法を解説
日本通信SIMは、4つのプランすべてでeSIMを選択できます。日本通信のeSIMを契約したら、プロファイルをダウンロードする前に別のドコモ系eSIM(ドコモやahamoなど)を申し込まないよう注意が必要です。申し込むと、日本通信のeSIMがダウンロードできなくなります。
クイック転送には対応していません。機種変更をする場合は、マイページから「eSIMに変更/再発行」の手続きが必要です。年3回までは無料で、4回目以降は1,100円かかります。
日本通信のeSIMガイドには「複数SIMの併用も可能です」とあります。ただしiPhoneでは、日本通信のAPN構成プロファイルは1台に1つしか入れられないため、併用する場合はAPN構成プロファイルが不要な事業者のSIMを使うよう案内されています。
海外でデータ通信を使いたい場合は、トリファのような海外eSIMを別に用意する方法があります。
デュアルSIMとは?仕組み・種類・メリットデメリットを初心者向けに解説
日本通信は、ドコモとの相互接続協定に基づく新サービス「blue mobile」を2026年11月24日に開始する予定と発表しています。リリースの本文には、国際ローミングや海外利用に関する記載はありません。
このサービス開始が日本通信SIMの海外利用条件にどう影響するかは、公式には記載がなく分かりません。報道の中には、ネオキャリア化によって海外でのデータ通信が使えるようになる可能性に触れた記事もあります。ただしこれは記者の見立てで、日本通信の公式発表ではありません。
日本通信の2026年のニュースリリース一覧にも、海外やローミングに関する告知は見当たりません。

日本通信SIMで海外でのデータ通信を補うには、別の手段が必要です。海外データ通信専用のeSIMサービスが「トリファ」です。
日本の電話番号での通話・SMSは日本通信SIM、データ通信はトリファと、役割を分けて使う形です。
項目 | 日本通信SIM(国際ローミング) | トリファ |
|---|---|---|
海外での通話 | 可(音声プランで要申込。通話料は別途) | 不可(データ通信のみ) |
海外でのSMS | 可(音声プランで要申込) | 不可(電話番号付プラン提供なし) |
海外でのデータ通信 | 不可 | 可(海外eSIM専用) |
電話番号 | 日本の番号を維持 | 付かない |
利用開始に必要なこと | マイページで国際ローミングを申込 | アプリで購入し、案内に沿ってeSIMを設定 |
日本通信の公式ページには、海外データの代替手段の案内は見当たりません。他社のeSIMとの併用は、eSIMガイドとiPhoneの設定ページに一般的な案内があります。
トリファの公式ヘルプでは、デュアルSIM対応の端末の場合、国内のSIMをオンにしたままデータローミングをオフにし、音声回線を国内SIMに設定する方法を案内しています。この場合も、海外での通話料は日本通信側で別途かかります。日本通信SIMで動作するかどうかは、日本通信のサポートに確認してください。
トリファは200以上の国と地域で使える海外eSIMサービスです。アプリで購入から設定まで進められ、最短3分で利用を始められます。
iOS 17.4以降のiPhoneでは、ワンタップでeSIMをインストールできます。アプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリです(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)。
トリファのアプリでは、自分のスマートフォンがeSIMに対応しているかを診断できます。「*#06#」と入力してEIDが表示されれば、eSIM対応の目安になります。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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