「台湾グルメ」で検索すると、料理名を並べたランキング記事がたくさん出てきます。しかし、朝・昼・夜のどのタイミングで何を食べればいいのか、屋台や食堂でいくらかかるのか、どう注文すればいいのかまで書かれているページは意外と少ないものです。 よく挙がる台湾の定番料理は、小籠包・魯肉飯・牛肉麺の3品です。この記事では、まずこの3品を含む定番料理を押さえたうえで、朝ごはん・昼と夜の食堂グルメ・夜市の屋台・おやつのスイーツという時間帯の順に紹介します。 最後に、水道水や食事のマナーなど食べ歩き前に知っておきたい注意点と、お店探しや注文に役立つスマホ・ネット環境についても触れます。
目次

台湾は、朝ごはんから夜市の屋台まで、外で食べる機会が多いとされる国です。同じ日でも、朝は豆漿店、昼と夜は食堂や専門店、夜にはさらに夜市の屋台と、時間帯によって食べる場所と料理が変わります。
まずは、よく挙がる定番料理と味付けの特徴、価格の目安を押さえておきましょう。台北以外のご当地グルメも含めて、主に次の4点を知っておくと良いでしょう。
「台湾の三大グルメ」という言葉はよく使われますが、公的な定義はありません。媒体によって挙げる料理は異なります。
それでも多くのガイドで定番として重複して挙がるのは、小籠包・魯肉飯・牛肉麺の3品です。小籠包は専門店で味わう蒸し餃子、魯肉飯は食堂で食べる豚肉そぼろご飯、牛肉麺は麺料理の代表です。
定番料理としては、この3品に嘉義名物の鶏肉飯を加えて紹介されることもあります。どれも台湾では身近な料理です。
台湾料理には、八角(スターアニス)や香菜(パクチー)を使う料理が多くあります。魯肉飯や鶏肉飯の煮込み、臭豆腐などの匂いの強い料理に慣れていないと、最初は戸惑うこともあります。
苦手なときは、注文時に一言伝えると抜いてもらえる場合があります。よく使う伝え方を下の表にまとめました。
伝えたいこと | 中国語(繁体字) | 使う場面 |
|---|---|---|
香菜を抜いてほしい | 不要香菜 | 麺・ご飯もの・スープの注文時 |
八角が入っているか確認したい | 這個有八角嗎? | メニューを指しながら店員に聞く |
辛くしないでほしい | 不要辣 | 麺線・火鍋などの注文時 |
ベジタリアン料理が食べたい | 我吃素 | 肉や卵に加え、ネギやニンニクも使わない料理と受け取られることがある |
台湾では人口の13〜14%ほどがベジタリアンとされ、街なかには素食(ベジタリアン料理)の店も多くあります。看板の「素」「素食」の文字が、肉を使わない料理を中心に出す店の目印です。
台湾の食事代は、屋台・食堂・専門店・チェーン店のどこで食べるかによって大きく変わります。下の表は、よく食べられる料理の価格帯をNT$(台湾ドル)で示したものです。円換算は2026年10月9日時点のレート(NT$1=約4.95円)で計算した目安です。
料理 | 主に食べる場所(屋台/食堂/専門店/レストラン) | 価格の目安(NT$) | 円換算の目安 |
|---|---|---|---|
小籠包(1籠) | 専門店 | 100〜300元程度 | 約500〜1,490円 |
魯肉飯(小) | 食堂・チェーン店 | 30〜75元程度 | 約150〜370円 |
牛肉麺 | 食堂・専門店 | 150〜250元程度 | 約740〜1,240円 |
胡椒餅 | 夜市の屋台 | 50〜70元程度 | 約250〜350円 |
大鶏排 | 夜市の屋台・チェーン店 | 65〜120元程度 | 約320〜590円 |
蚵仔煎 | 夜市の屋台 | 80〜100元程度 | 約400〜500円 |
豆花 | 甜品店・屋台 | 20〜50元程度 | 約100〜250円 |
マンゴーかき氷・雪花冰 | スイーツ専門店 | 180〜290元程度 | 約890〜1,440円 |
タピオカミルクティー | ドリンクスタンド | 50〜75元程度 | 約250〜370円 |
鳳梨酥(1個) | 菓子店・土産店 | 40元前後 | 約200円 |
同じ料理でも、有名チェーンや観光客の多い店は高めになりやすく、地元向けの食堂や屋台は手頃な値段で食べられることが多いです。表の価格は目安として捉え、現地では店頭の価格表で確認してください。
1日の食費の総額や台湾の物価の目安は、こちらの記事で詳しく確認できます。
台湾の物価は日本と比べて安い?食費・交通・宿泊の最新相場を徹底解説
台湾のグルメ情報は台北に集中しがちですが、九份・基隆・台南・高雄にもそれぞれのご当地グルメがあります。
地域 | 代表的な名物 | どんな料理か | 台北からの移動時間の目安 |
|---|---|---|---|
九份 | 芋圓(タロイモ団子) | タロイモや地瓜から作る団子をシロップで食べるスイーツ | 台鉄で瑞芳駅まで約40分〜(列車による)+バスで約15〜20分 |
基隆 | 鼎邊趖・天婦羅(魚のすり身の揚げ物) | 廟口夜市で食べられる、魚のすり身や米の皮を使ったローカル小吃 | 台鉄の区間車で台北駅から約45分 |
台南 | 担仔麺・牛肉湯 | 台南発祥とされる小ぶりの麺料理と、温かい出汁をかける牛肉料理 | 高鉄で台北から約1時間40分〜2時間 |
高雄 | 夜市グルメ(瑞豊夜市・六合夜市) | 揚げ物などの屋台グルメを食べ歩くスタイル | 高鉄で台北から約1時間30分〜2時間30分 |
九份の見どころや行き方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
台湾の千と千尋スポット九份を徹底ガイド|見どころ・行き方・グルメ

台湾では、朝ごはんを家で作らず、豆漿店や早餐店で買って済ませる人が多いとされます。出勤前の時間帯は、こうした店の前に地元の人の行列ができることもあります。朝ごはんで押さえておきたいのは、次の3点です。
豆漿店の朝ごはんは、豆乳をベースにした飲み物と、卵や米を使った軽食が中心です。代表的なメニューを下の表にまとめました。
メニュー | 中国語(繁体字) | どんな料理か | 甘い/しょっぱい |
|---|---|---|---|
豆漿 | 豆漿 | 大豆を煮出した飲み物。温・冷を選べる店が多い | 甘い(甜豆漿) |
鹹豆漿 | 鹹豆漿 | 豆漿に酢を加えて固め、おぼろ豆腐状にしたスープ | しょっぱい |
油條 | 油條 | 小麦粉の生地を長く伸ばして揚げた棒状のパン | 甘くない(豆漿と一緒に食べることが多い) |
蛋餅 | 蛋餅 | 薄いクレープ状の生地に卵を巻いた軽食 | しょっぱい |
飯糰 | 飯糰 | もち米に油條や漬物、肉そぼろなどを包んだおにぎり | しょっぱい |
甘い朝ごはんが苦手なら、鹹豆漿や蛋餅、飯糰などのしょっぱいメニューから選ぶ方法もあります。
朝食店は、豆漿店・チェーンの早餐店・コンビニのどれを選ぶかで、営業時間も混み方も変わります。
店のタイプ | 営業時間の傾向 | 混みやすい時間 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
豆漿店(老舗) | 早朝(5時台〜)から昼過ぎまでの店が多い | 開店直後〜朝の通勤前 | 行列ができる有名店を朝一番で訪れたい人 |
チェーンの早餐店 | 朝から午後早めまで営業する店が多い | 通勤・通学時間帯 | 行列を避けて手早く済ませたい人 |
コンビニ | 24時間営業の店舗が多い | 時間帯による混雑は少ない | 早朝・深夜でも朝食を買いたい人 |
善導寺駅近くの阜杭豆漿のように、営業時間が5:30〜12:30(月曜定休)とされる老舗もあります。営業時間は店によって異なるため、訪れる前に最新の情報を確認してください。開店直後から行列ができる人気店もあるので、行くなら朝早めの時間がおすすめです。
豆漿店や早餐店では、注文票(點餐單)に数量を書き込む方式と、カウンターでメニューを指さして注文する方式の両方があります。
持ち帰りたいときは「外帶(ワイダイ)」、店内で食べるときは「內用(ネイヨン)」と伝えると通じます。
紙のメニューに写真が載っている店も多くあります。中国語に自信がなくても、料理の写真やメニュー名の漢字と数字を指で示せば注文できます。

昼と夜は、食堂や専門店で台湾の定番料理を味わえます。小籠包や魯肉飯、牛肉麺といった料理は、向いている店のタイプや頼み方が少しずつ違います。知っておきたいのは次の5点です。
小籠包は、薄い皮の中にスープと肉だねを包んで蒸した、台湾グルメを代表する料理です。専門店で食べることが多く、台北には鼎泰豊のような有名店をはじめ、多くの専門店があります。
よく紹介される食べ方は、レンゲに乗せてから皮に小さな穴を開け、中のスープを先にすする方法です。そのあと、生姜と黒酢をつけて食べます。
人気店では、時間帯によって順番待ちが発生することがあります。整理券の有無や待ち時間の目安は、訪れる店の公式情報で確認しておくとよいでしょう。
魯肉飯は、豚肉を細かく刻んで甘辛く煮込んだそぼろを白いご飯にかけた料理で、台湾の食堂の定番メニューです。
鶏肉飯は、嘉義のご当地グルメとして知られる一品です。名前は「鶏肉飯」ですが、鶏肉ではなく七面鳥の肉を使う店が多い料理です。
どちらも小サイズなら手頃な価格で食べられます。麺類や副菜と組み合わせて注文する人も多い料理です。魯肉飯の価格は、前半の「料理別の価格の目安」の表を参考にしてください。
牛肉麺は、醤油で煮込んだ「紅焼」と、澄んだ塩味スープの「清燉」の2系統に分かれる麺料理です。好みに応じてどちらかを選べる店が多くあります。
麺線は、とろみのついたスープに細い麺を入れた料理で、立ち食いや持ち帰りで食べる店もあります。西門町の阿宗麵線は、立ち食い中心の有名店です。
どちらも専門店だけでなく、食堂のメニューの一つとして出している店もあります。辛いのが苦手なら、注文時に「不要辣(辛くしないでほしい)」と伝えると、辛さを控えてもらえることがあります。
火鍋は、鍋に具材を入れて煮ながら食べる料理で、麻辣鍋や薄味の鍋など、辛さや味付けの異なるスタイルがあります。一人用の小さな鍋(小火鍋)を扱う店なら、一人でも利用できます。
円卓を囲んで料理をシェアする台湾料理レストランは、人数が多いグループに向いています。一人や二人なら、食堂や専門店のほうが注文しやすいことが多いです。
予約が必要かどうかは店によって異なります。人気店に夕食の時間帯に行くなら、予約が必要かを事前に確認しておきましょう。
台湾の食堂では、混雑時に他の客と相席になることもあります。店員が席に案内する店もあれば、空いている席に自分で座って注文する店もあります。
調味料や取り皿、お茶がセルフサービスになっている店もあります。朝食店と同じく注文票に記入する店もあり、その場合は食べたい料理の欄に数量を書き込みます。
持ち帰りか店内かの伝え方も、朝食店と同じ「外帶」「內用」です。現金しか使えない店もあるので、小額の紙幣や硬貨を用意しておきましょう。

夜市は、屋台グルメを食べ歩きながら台湾の夜を楽しめる定番スポットです。何を食べるかだけでなく、いつ行くか、どう払うか、買ったものをどう持ち歩くかも気になるところです。夜市に行く前に、次の4点を確認しておきましょう。
夜市の屋台では、揚げ物からお好み焼き風の料理まで、幅広い屋台グルメが並びます。よく見かける定番を下の表にまとめました。
料理 | 中国語(繁体字) | どんな味・食感か | 食べ歩きしやすさ |
|---|---|---|---|
大鶏排 | 大雞排 | 顔より大きいサイズの鶏むね肉を揚げたもの。外はカリッと中はジューシー | 片手で持って歩きながら食べやすい |
胡椒餅 | 胡椒餅 | 窯で焼いた肉まん状の餅。中の肉汁が熱いので注意が必要 | 包み紙のまま持ちやすいが、汁がこぼれやすい |
蚵仔煎 | 蚵仔煎 | 牡蠣入りのお好み焼き風の一品。とろみのあるタレをかける | 皿で提供されるため座って食べる店が多い |
臭豆腐 | 臭豆腐 | 発酵させた豆腐を揚げた、匂いの強い名物。好みが分かれる | 揚げたものは持ち歩きやすいが匂いが残る |
饒河街夜市には、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたこともある福州世祖胡椒餅のような窯焼きの店もあります。臭豆腐を初めて食べるなら、まず屋台の近くで匂いを確かめてから注文を決めると良いでしょう。
台北の代表的な夜市である士林・饒河街・寧夏は、最寄り駅や規模、雰囲気が異なります。
夜市 | 最寄りMRT駅 | 営業時間の目安 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
士林夜市 | 劍潭駅(士林駅ではない) | 16〜17時頃〜24時・翌1時頃(店による) | 台北最大級の規模で、屋台と地下のフードコートが両方楽しめる | 初めての夜市で規模と選択肢の多さを求める人 |
饒河街観光夜市 | 松山駅 | 17時頃〜24時頃(一部の屋台は夕方早めから) | 一本道に屋台が並ぶシンプルな構造で歩きやすい | 短時間で食べ歩きを完結させたい人 |
寧夏夜市 | 中山駅・雙連駅 | 17時頃〜翌1時頃(屋台により異なる) | 規模はコンパクトながら老舗の屋台が集まる | ローカルな雰囲気と名物屋台を重視する人 |
乗り換え案内で調べるときは、名前の似た士林駅を目的地にしないよう注意してください。営業時間は店ごとに幅があるので、目当ての屋台があるなら、その店の営業時間を事前に調べておきましょう。
夜市の屋台は、店によって使える支払い手段が異なります。基本になるのは現金で、カードやQR決済が使える範囲は屋台ごとに差があります。
支払い手段 | 使える場面の傾向 | 準備のしかた | 注意点 |
|---|---|---|---|
現金 | ほぼすべての屋台で使える | 小額紙幣・硬貨を用意しておく | 大きい紙幣だとお釣りがない場合がある |
悠遊カード(EasyCard) | コンビニやチェーン店などで使える | コンビニやMRT駅の窓口でチャージ | 夜市の屋台は店によって対応が異なる |
PayPay(海外支払いモード) | 「TWQR」のマークがある店で使える | 日本でeKYC(本人確認)を済ませてから渡航 | 台湾のMRT・バスなど交通機関では使えない |
PayPayは2026年4月27日から台湾で「海外支払いモード」の提供を始め、「TWQR」のマークがある40万店舗以上で利用できるようになりました。ただし使えるかどうかは店ごとに違うため、TWQRのマークを確認してから支払いましょう。
台湾ドルの両替先は、次の記事で比較しています。
台湾ドルの両替はどこがいい?お得な方法とおすすめ両替所を徹底比較
台湾は街なかのゴミ箱が少ないとされ、食べ歩きの最中に出たゴミをすぐに捨てられないことがあります。串や爪楊枝が出るメニューも多いため、屋台で袋をもらってゴミをまとめておきましょう。
座って食べられる屋台もありますが、混雑時には立ち食いや、近くの縁石・公園のベンチで食べる人も見かけます。
MRTの車内や駅構内は飲食が禁止されています。夜市で買ったものは、屋台の近くで食べ終えてから移動しましょう。

台湾では、小腹が空いたときに甜品店やドリンクスタンドでスイーツや飲み物を楽しむ人が多く見られます。豆花やかき氷、タピオカミルクティーは、どれも注文時に選ぶ項目があります。押さえておきたいのは次の4点です。
豆花は、大豆から作られる柔らかい豆腐状のデザートです。トッピングを選んで注文する店もあり、花生(ピーナッツ)や芋圓、仙草ゼリーなどから好きな組み合わせを選べます。
温かいものと冷たいものを選べる店もあります。芋圓は、九份の名物としても知られるタロイモや地瓜の団子です。
仙草ゼリーは、仙草というハーブを煮出して固めたゼリーで、ほろ苦さとやさしい甘さが特徴です。単品でも、豆花やかき氷のトッピングとしても楽しめます。
マンゴーかき氷は、台湾のスイーツ専門店で人気のメニューです。台南産の愛文(アーウィン)マンゴーが有名で、6〜7月が最盛期とされています。
旬の時期なら、生マンゴーをたっぷり使ったメニューも選べます。それ以外の時期は冷凍マンゴーなどを使う店もあり、他の果物やトッピングを使ったメニューも選択肢に入ります。
雪花冰は、氷自体にミルクなどの味をつけて削った、ふわふわとした食感のかき氷です。
ドリンクスタンドでは、甘さと氷の量を注文時に選べる店が多くあります。表記や段階の分け方はチェーンによって異なりますが、よく使われる表現を下の表にまとめました。
選ぶ項目 | 中国語(繁体字)の表記 | 選択肢の例 | 日本人向けの目安 |
|---|---|---|---|
甘さ | 正常糖・少糖・半糖・微糖・無糖 | 砂糖100%・70%・50%・10〜30%・0%程度 | 初めてなら「半糖」程度から試すと失敗が少ない |
氷の量 | 正常冰・少冰・微冰・去冰 | 氷普通・少なめ・ごく少量・なし | 氷を減らすと同じ量でも飲み物の味が濃く感じられる |
注文するときは、その店のメニューに書かれている表記で伝えましょう。何も伝えない場合は、店の標準の甘さ(正常糖)になります。
パイナップルケーキ(鳳梨酥)は、台湾を代表する焼き菓子です。カフェや菓子店でおやつとして食べられるほか、お土産としても定番です。
鳳梨酥の餡には、パイナップル果肉だけを使う「土鳳梨酥」のほか、冬瓜を混ぜた餡や冬瓜だけの餡もあります。土鳳梨酥は酸味と繊維感が強く、冬瓜を使った餡はきめ細かい口当たりです。
お土産として買う場合の人気店や限定品は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
台湾でしか買えないもの20選!限定お菓子・雑貨・コスメを徹底紹介

食べ歩きの前には、衛生面や台北MRTのマナー、店が休みやすい時期も知っておきたいところです。お店探しや注文に使うスマホの通信環境も、出発前に準備しておきましょう。確認しておきたいのは次の4点です。
日本の外務省は、台湾の水道水をそのまま飲むことを勧めておらず、市販のミネラルウォーターを使うよう案内しています。水道水は手洗いや歯磨きに使う程度にとどめ、飲み水には市販のものを使うのが基本です。念のため、市販の水を1本持ち歩いておきましょう。
同じく外務省によると、上下水道などのインフラは整っており、夜市の飲食街などの一部を除けば衛生面で神経質になる必要はないとされています。
屋台の氷や生もの、カットフルーツは、店によって衛生状態が異なる場合があります。体調に不安があるときは、清潔そうな店を選ぶなど、自分で判断して調整してください。
防犯・交通など食べ物以外の注意点は、こちらの記事に詳しくまとまっています。
台北MRTでは、改札前の黄色い線より内側で飲食をすると、大衆捷運法に基づき1,500元から7,500元の罰金が科されます。
水やミネラルウォーターを飲むことも対象になります。ホームや車内では、飲み物も口にしないようにしましょう。
チップは基本的に不要です。高級レストランではサービス料が料金に含まれることが多く、普段使いの食堂や屋台では加算されない店がほとんどです。
台湾の旧正月(春節)の時期は、個人経営の食堂や屋台が長めに休業することがあります。
時期 | 店の営業の傾向 | 旅行者が気をつけたいこと |
|---|---|---|
旧正月(2027年は小年夜2月4日〜補假2月10日前後) | 個人経営の食堂・屋台が数日間休業することがある | 休業期間は店によって異なる |
旧正月の直前・直後 | 営業時間を短縮する店がある | 到着前に訪れたい店の営業状況を確認しておく |
それ以外の時期 | 通常営業の店が多い | 店ごとの定休日(毎週同じ曜日等)だけ確認すればよい |
2027年は、小年夜の2月4日から補假(振替休日)の2月10日まで7連休になります。旅行の時期が春節と重なる場合は、目当ての店の営業日を事前に調べておきましょう。
台北の食堂や夜市では、Googleマップでの店探しや、翻訳アプリでメニューを読み取る場面が多くなります。行列の状況を調べたり、デリバリーアプリで店が営業中かを確かめたりするときにも、スマホを使います。
やりたいこと | 使うアプリ・機能の例 | ネット接続が必要か |
|---|---|---|
店や夜市までの道順を調べる | 地図アプリ | 必要(現在地の取得や経路検索に使う) |
メニューを日本語で読む | 翻訳アプリのカメラ機能 | 必要(翻訳結果の取得に使う) |
混雑状況を事前に確認する | 地図アプリの混雑時間表示 | 必要(データの更新に使う) |
料理の写真を記録する | カメラ・メモアプリ | 不要(撮影自体は通信なしでも可能) |
地図や翻訳は、外を歩きながら使う場面がほとんどです。トリファのような海外eSIMなら、ホテルのWi-Fiが届かない屋外でも、スマホで地図や翻訳アプリを使えます。

地図や翻訳アプリを外で使うには、出歩きながらつながる通信手段が必要です。出発前に準備するにあたって、知っておきたいのは次の3点です。
3つの手段は、使える場所と準備のタイミングが異なります。それぞれの特徴を下の表にまとめました。
手段 | 使える場所 | 準備のタイミング | 向いている人 |
|---|---|---|---|
レンタルWi-Fi | 契約した機器を持ち歩く範囲 | 出発前に予約し、空港などで受け取る | 複数人でデータをシェアしたい人 |
SIMカード | 対応端末に差し替えた範囲 | 現地や空港で購入・差し替え | 物理的な抜き差しに慣れている人 |
eSIM | 対応端末があれば屋外も含めた広い範囲 | 出発前にオンラインで設定を完了できる | 身軽に移動したい人、受け取りの手間を省きたい人 |
レンタルWi-Fiは、機器の電源を切らさないよう管理する手間があります。SIMカードは、対応端末でも差し替えの作業が必要です。eSIMを選ぶ場合は、申し込み前に手持ちの端末が対応しているかを確認しておきましょう。
トリファはアプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)で、200以上の国と地域に対応しています。台湾も対応エリアに含まれています。
台湾では、当局の規制によりeSIM利用時にパスポート情報とeSIM番号の登録(実名認証)が義務付けられています。トリファはこの手続きがアプリ内で完結し、パスポートを撮影して送信するだけで申請できます。
海外通信事業者の専用サイトで外国語を入力する必要がなく、結果はアプリ通知やメールで確認できます。次回以降の旅行では、登録済みのパスポート情報を使ってワンタップで再申請もできます。
eSIMは、日本にいるうちにアプリで申し込みと設定を済ませておけます。台湾に到着して電波をキャッチした時点から、通信を使い始められます。
到着後すぐに地図アプリで移動手段を確認したり、翻訳アプリでメニューを読み取ったりできるようになります。設定は、アプリ内の案内に沿って進めます。
トリファの料金はプランや購入時期(キャンペーン・為替状況など)によって変わるため、申し込み前にアプリで確認してください。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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