ベトナムのお土産選びで迷いやすいのは、品目そのものよりも「どこで買うか」と「誰に渡すか」です。コーヒーやハス茶、刺繍小物といった定番品は、どの旅行ガイドにもほぼ同じものが並びます。ただ、買う場所によって値段の決まり方が違い、渡す相手によって向く品も変わります。 スーパーは定価でばらまき向けの商品がそろい、市場は値段交渉が前提になります。専門店や百貨店は質の高いブランド品向き、空港は買い忘れたときの最終手段です。 買い場は、ホーチミン・ハノイ・ダナン・ホイアンといった都市ごとにも違います。渡す相手も、職場のばらまきから目上の人、現地の知人まで幅があります。 買ったものを日本へ持ち帰る際は、肉製品や生の果物・野菜、米などに農林水産省の検疫が関わります。
目次

ベトナムでお土産を買える場所は、スーパー・市場・専門店(百貨店を含む)・空港の4種類に大きく分かれます。どこで買うかによって、値段が最初から決まっているか交渉で決まるかも変わります。
買い場ごとに、主に次の5点を知っておくと良いでしょう。
値段をその場で確定させたいならスーパーや専門店、交渉しながら買いたいなら市場が向いています。空港は出国後のエリアに限られるため、品ぞろえは市内と異なります。
買い場 | 向いているお土産 | 値段の決まり方(定価/交渉) | 支払い方法 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
スーパー(コープマート・ウィンマート等) | お菓子・調味料・インスタント食品など個包装のばらまき品 | 定価 | 現金・カード | 品ぞろえは日用品中心で、民芸品は扱いが少ない |
市場(ベンタン市場など) | 雑貨・刺繍小物・衣類 | 交渉が前提(表示があっても目安) | 現金が中心 | 客引きが多く、値段は交渉力で変わるとされる |
専門店・百貨店(高島屋・輸入食品店等) | 高級チョコ・コーヒー・ブランド陶器 | 定価 | 現金・カード | 品質は安定するが、市場より高くなりやすい |
空港(タンソンニャット等) | 国際ブランドの香水・化粧品・インポート菓子 | 定価 | 現金・カード | ベトナムならではの土産は品ぞろえが限られる |
スーパーはコープマート(Co.opmart)やウィンマート(WinMart)が代表的です。いずれもベトナム国内で店舗網を広げているチェーンで、値段はレジで表示通りに決まります。
お菓子、調味料、インスタントフォー、ドライフルーツなど、個包装になった食品がそろっていて、職場へのばらまき用に向いています。
市場のような交渉の手間がなく、レシートも残るので、短時間でまとめ買いしたいときにも使いやすい買い場です。
ベンタン市場(Ben Thanh Market)はホーチミンを代表する市場で、雑貨や刺繍小物、衣類などが並びます。値札がある店でも、観光客向けには高めに提示されることがあるとされ、交渉が前提になります。
損をしないためには、同じ商品を複数の店で見て相場感をつかんでから交渉するのが基本です。最初に提示された金額をそのまま払わず、やり取りしながら折り合いをつけていくのが一般的な進め方です。
交渉の目安になる現地の物価やドン(VND)の金額感は、こちらの記事で確認できます。
ベトナムの物価は日本の何分の1?食費・交通費・宿泊費をリアル比較
専門店や百貨店は、品質が安定したブランド品を探すときに向いています。ホーチミンのサイゴンセンターにある高島屋や、輸入食品店が代表例です。
高級チョコのMAROU(マルゥ)のように、専門店や直営店で扱われるブランドもあります。市場より価格は高めですが、模造品や品質のばらつきを避けやすいのが専門店で買う利点です。
空港の出国後エリアは、香水・化粧品・インポート菓子といった国際ブランドの品ぞろえが中心です。タンソンニャット国際空港の免税店では、シャネルやディオールといった高級ブランドや、ドイツ・ベルギー産のチョコレートギフトなどが扱われています。
ベトナムならではの土産は、市内で買っておくのが基本です。空港の土産店にもドライフルーツやコーヒー、陶器など、ベトナムらしい商品はありますが、市内の専門店や市場ほど選択肢は多くないため、買い忘れたときの最後の買い場と考えておきましょう。
空港 | 出国後エリアで買いやすいもの | 市内と比べた注意点 |
|---|---|---|
タンソンニャット国際空港(ホーチミン) | 香水・化粧品などの国際ブランド、インポート菓子、一部のベトナム産コーヒー | 国際ブランド中心で、ベトナムならではの土産は選びにくい。価格も市内の専門店より高めとされる |
ノイバイ国際空港(ハノイ) | 免税店の酒・たばこ・化粧品、土産店の菓子類 | 品ぞろえの幅は市内の専門店より限られる |
ダナン国際空港 | 免税店の菓子・酒類 | 品ぞろえは市内の店より限られる |
なお、ホーチミンでは2026年12月に近郊のロンタイン国際空港が開業し、タンソンニャット国際空港の国際線は段階的に移る予定です。空港で土産を買うつもりなら、帰国便がどちらの空港を発着するかを予約時に確認しておきましょう。

誰に渡すかで、選ぶべき土産は変わります。職場への大量ばらまきと、親しい友人への1点、目上の人への土産では、求められる基準が違います。
相手ごとの選び方の目安は、次の通りです。
渡す人数と予算を先に決めておくと、下の表から品と買う場所まで一度に絞り込めます。
渡す相手 | 選ぶ基準 | おすすめの品 | 買う場所 | 予算帯(ばらまき/中価格/高級) |
|---|---|---|---|---|
職場(大人数) | 個包装・常温保存 | 個包装のお菓子・ナッツ | スーパー | ばらまき |
家族 | 日持ち・好みを選ばない | ドライフルーツ・ナッツ・お茶 | スーパー・市場 | ばらまき〜中価格 |
子供 | 見た目が楽しい・小ぶり | 刺繍のミニポーチ・ランタン型小物 | 市場・ホイアンの雑貨店 | ばらまき〜中価格 |
女性の友人 | 見た目・実用性 | 刺繍小物・プラカゴ・ナチュラルコスメ | 市場・専門店 | 中価格 |
男性の友人 | シンプル・実用的 | コーヒー・お酒・カシューナッツ | スーパー・専門店 | ばらまき〜中価格 |
目上の人・取引先 | 見栄え・ブランド | 高級チョコ・コーヒー豆 | 専門店・百貨店 | 高級 |
自分用 | 荷物がかさばらない | 刺繍小物・コーヒー | 市場・スーパー | 中価格 |
現地のベトナム人の知人 | マナーに沿う・縁起 | 果物・お菓子(避けるべき色・品に注意) | スーパー | 中価格 |
職場へのばらまきで失敗しないコツは、個包装で常温保存できるものに絞ることです。カシューナッツやドライマンゴー、個包装のお菓子などは、1人分ずつ分けやすく、賞味期限も長めです。インスタントフォーを選ぶ場合は、湯を注ぐだけで作れるタイプかを確認しておきましょう。
人数が多い職場では、スーパーでまとめ買いするのが効率的です。定価で買えるため、1個あたりの単価も事前に把握しやすくなります。
女性の友人への土産では、見た目のかわいさと実用性の両方が重視されがちです。刺繍のポーチや巾着、プラスチック製のかごバッグ(プラカゴ)は定番です。
ナチュラルコスメも選択肢になりますが、配合成分や香りの好みは人によって分かれるため、親しい間柄以外では避けられることもあります。
目上の人や取引先には、見栄えと品質が両立する高級チョコやコーヒー豆が選ばれやすい傾向があります。MAROUのようなシングルオリジンチョコレートや、パッケージが整ったコーヒー豆のギフトセットが代表例です。
買う場所は、専門店や百貨店を選ぶのが無難です。
現地のベトナム人の知人に渡す場合は、果物やお菓子、ソフトドリンクの箱が無難とされています。渡すときは両手、または右手で渡すのが基本的な作法です。
ベトナム観光局が案内する作法では、黒い色を連想させる品や包装は縁起が悪いものとして避けるべきとされています。白い包装紙も弔事に結びつくため避けた方がよいという説明もあります。
渡す品そのものにも、避けられる傾向があるものがあります。ナイフやハサミなどの刃物は「縁を切る」ことを連想させます。時計は「時間が尽きる」こと、ハンカチは「別れ・涙」を連想させるとされます。
包装の色だけでなく、品物の意味合いにも気を配っておきましょう。

定番の食べ物・飲み物土産は、コーヒー・お茶・チョコ・調味料の4系統におおむね収まります。どれも定番ですが、種類によって味や向く相手が違うものもあります。
品目ごとに知っておきたいのは、次の点です。
ベトナムで栽培されるコーヒーは、豆の生産量の9割程度がロブスタ種で、残りがアラビカ種とされています。ロブスタ種は苦みが強く、濃厚なコクが特徴です。
現地での飲み方は、フィン(cà phê phin)という金属製の専用フィルターを使ったドリップが基本です。抽出には5〜7分程度かかります。
お土産として買うなら、フィン本体とコーヒー豆(または粉)をセットで選ぶと、日本でも同じ飲み方を再現しやすくなります。3in1と呼ばれるインスタントタイプは、コーヒー・ミルク・砂糖が最初から配合されているため、フィンを使わず手軽に飲みたい相手への土産に向いています。
種類 | 味の特徴 | 淹れ方(フィン/インスタント等) | 向いている渡し方 |
|---|---|---|---|
ロブスタ種(豆・粉) | 苦みが強く濃厚 | フィンでドリップ | コーヒー好きな人への土産 |
アラビカ種(豆・粉) | 酸味がありマイルド | フィンでドリップ | 苦いコーヒーが苦手な人への土産 |
3in1インスタント | コーヒー・ミルク・砂糖入りで甘め | 湯に溶かすだけ | 手軽に飲みたい人・ばらまき用 |
ハス茶(蓮茶)は、蓮の花や雄しべの香りをお茶に移したベトナムの伝統的なお茶です。本来は緑茶に蓮の香りをじっくり吸わせて作るため、手間がかかる高級品とされています。
スーパーで安価に売られているハス茶は、香料で香り付けしたフレーバータイプであることが多いとされています。本物の蓮の香りを求める場合は、専門店で産地や製法を確認してから買うと失敗しにくくなります。
MAROUは、ベトナム各地の農家から直接仕入れたカカオ豆を使い、豆からチョコレートまで自社で作るブランドです。産地ごとの特性を味わえるシングルオリジンのバーが代表的な商品です。
チョコレートは暑さに弱く、ベトナムの気温では持ち帰る間に溶けることがあります。保冷バッグに入れるか、スーツケースの中で衣類に包むなど、直接熱を受けない工夫が必要です。
カシューナッツやドライマンゴーは、ベトナムの定番ばらまき土産です。小袋入りの商品が多く、スーパーで手軽にまとめ買いできます。
緑豆を使った菓子のような、ベトナムならではの菓子も選択肢になります。
インスタントフォーは乾麺タイプが主流で、スーパーで手軽に買えます。具材に肉エキスや肉由来のフレークが使われている製品もあるため、日本へ持ち帰る際の検疫ルールもあわせて確認しておきましょう。
ライム塩胡椒(muối tiêu chanh)は、ベトナム料理によく使われる調味料です。小さなボトル入りで持ち帰りやすく、ベトナムらしい調味料として人気があります。

雑貨・ファッション系の土産は、刺繍・焼き物・かごバッグ・衣類が中心です。産地や仕立て方によって選び方が変わるものもあります。
雑貨の定番と選び方は、次の5つに分かれます。
刺繍のポーチや巾着は、ベトナムの手仕事を感じられる定番の雑貨です。花や蓮などのモチーフが多く、色合いも鮮やかなものがそろっています。
布製品なので、色落ちや縮みを避けるため、初回は手洗いしてから使うことが勧められています。
バッチャン焼は、ハノイ近郊のバッチャン村で作られる陶器です。14世紀頃から続く伝統があり、ろくろによる成形のほか、量産品では型を使った成形も行われています。トンボや菊、蓮といった柄が描かれることが多いとされています。
ソンベ焼は、ベトナム南部で作られてきた陶器です。窯の中で重ねて焼くため、表面に重ねた跡やゆがみが出やすいのが特徴です。
どちらも陶器のため、割れないように梱包して持ち帰る必要があります。
焼き物 | 産地 | 見た目の特徴 | 主に買える場所 |
|---|---|---|---|
バッチャン焼 | ハノイ近郊バッチャン村(北部) | トンボ・菊・蓮などの柄 | ハノイのバッチャン村、市内の雑貨店 |
ソンベ焼 | ベトナム南部 | 重ね焼きによる跡やゆがみが残る素朴な仕上がり | ホーチミンの専門店・雑貨店(流通量は少ない) |
プラカゴは、プラスチック製のひもを編んで作るかごバッグです。カラフルな配色と軽さが特徴で、市場や雑貨店で広く売られています。
同じ編み方の天然素材のかごバッグもありますが、プラカゴの方が水や汚れに強く、普段使いしやすいとされています。
アオザイは体に合わせて仕立てるオーダーメイドが一般的です。シルクはベトナムの人に人気ですが、日本で洗濯しやすいポリエステル混の生地を選ぶ人も多いとされています。
仕立てにかかる日数は店によって差があり、翌日や24時間での仕上げをうたう店もありますが、試着や手直しを考えると数日の余裕を見ておくと安心です。旅程の早い段階で注文しておかないと、受け取りが帰国日に間に合わない可能性があります。
サンダルもオーダーメイドで作れる店があります。こちらもアオザイと同様、受け取りまでの日数を店で確認しておく必要があります。
ホイアンの絹張りランタンは、竹の骨組みを折りたためるタイプもあり、持ち帰りやすい土産として選ばれています。電球式のものは、ベトナムの電圧(220V)と日本(100V)が異なるため、日本で使う場合は電球の交換や変換プラグが必要になることがあります。
少数民族の刺繍雑貨や織物も、ホイアンやハノイの雑貨店で見つかります。モチーフや配色は地域ごとに異なります。

買い場は都市によっても違います。ホーチミンは百貨店や市場が集まる南部の拠点、ハノイは旧市街が中心、ダナン・ホイアンは雑貨とランタンの街という違いがあります。
都市ごとの違いは、次の点で比較できます。
各都市の主な買い場と買いやすいものは、次の通りです。
都市 | 主な買い場 | その都市で買いやすいもの | あわせて読む記事 |
|---|---|---|---|
ホーチミン | 百貨店(サイゴンセンター高島屋)・ドンコイ通り・ベンタン市場 | ブランド品・高級チョコ・刺繍小物 | ホーチミン観光の記事 |
ハノイ | 旧市街・ドンスアン市場・スーパー | 刺繍雑貨・バッチャン焼・茶葉 | ハノイ観光の記事 |
ダナン・ホイアン | ハン市場(ダナン)・ホイアン旧市街の雑貨店 | ランタン・少数民族雑貨 | ホイアン観光の記事 |
ホーチミンは、百貨店・専門店街・市場がそろう南部最大の拠点です。サイゴンセンター内の高島屋では、質の安定したブランド品が買えます。
ドンコイ通り周辺には輸入食品店や雑貨店が集まり、中心部にはMAROUの直営店もあります。ベンタン市場も中心部にあり、雑貨から衣類まで幅広く扱っています。
観光スポットの回り方は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ベトナム・ホーチミン観光おすすめスポット14選!定番から穴場まで徹底ガイド
ハノイの買い場は、ホアンキエム湖周辺に広がる旧市街が中心です。1,000年以上の歴史を持つエリアで、刺繍小物やシルク製品、茶器などを扱う店が集まっています。
ドンスアン市場は旧市街にある大きな市場で、日用品から土産物まで扱っています。ただし近年は閉める区画も出ているため、旧市街の通り沿いの店と合わせて回ると良いでしょう。市内にはスーパーもあり、ばらまき用のお菓子や調味料はこちらで買う方が手早く済みます。
ダナンの買い場は、市街地中心部にあるハン市場が代表的です。お菓子や果物、コーヒーなどの地元産品が集まっています。
ホイアンは絹張りランタンの産地として知られ、旧市街の店や夜市でさまざまな大きさ・色のランタンが買えます。少数民族の雑貨を扱う店も点在しています。
ホイアンの観光情報は、こちらの記事にまとめています。
ホイアン観光ガイド|入場券・ランタン・ダナンからの行き方まで解説
買い場を回るときは、店の場所検索や移動、値段の確認でスマホを使う場面が多くなります。Grabのようなライドシェアアプリを使えば、市場や専門店の間を手早く移動できます。
買った品が日本に持ち帰れるかをその場で調べたいときも、通信がつながっている必要があります。
トリファのような海外eSIMを使えば、日本を出る前に設定を終えられるため、到着後すぐにネットに接続できます。
Grabの料金や使い方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ベトナムのGrab(グラブ)完全ガイド|料金・使い方・空港乗り場

ベトナムから日本へ持ち帰るときは、検疫や関税のルールが品目によって細かく分かれています。知らずに持ち込むと、入国時に没収されたり、罰則の対象になったりすることもあります。
荷造りの段階で、次の4点を確認しておきましょう。
肉製品と生の果物・野菜は、ベトナムから日本へ持ち帰る際の制約が特に大きい品目です。動物検疫所によると、牛・豚・鶏などの肉や卵、ハム・ソーセージといった加工品は、輸出国政府機関が発行する検査証明書がなければ持ち込めません。ベトナムは口蹄疫やアフリカ豚熱などの発生国とされ、個人消費用であっても実質的に持ち込みが難しい状況です。
生の果物・野菜についても、植物防疫所がベトナムからの輸入条件を細かく定めています。オレンジ類やバナナ、マンゴー、りんごなど多くの生果実や、きゅうり・トマト・とうがらし・メロンといった生野菜は、持ち込みが禁止されています。
精米した米は、輸出国政府機関が発行する検査証明書と日本入国時の検査の両方が必要で、個人旅行者が手続きを済ませるのは現実的ではありません。コーヒーの生豆は、証明書がなくても入国時の検査を受ければ持ち込めます。一方、焙煎済みのコーヒー豆や緑茶・紅茶などの茶葉は、加工済みとして植物検疫の対象外とされています。
インスタントフォーのように湯を注ぐだけで完成する即席食品は、肉の固形物を含まないスープの素や、工業的に作られた乾燥具材であれば、動物検疫所の基準で検疫の対象外とされています。一方、鍋で煮込むタイプの袋麺に入った肉の具など、基準に当てはまらないものは動物検疫の対象です。原材料表示と作り方を確認し、判断に迷うものは持ち込む前に動物検疫所に確認しておくと安心です。
品目 | 日本への持ち込みの扱い | 確認先(一次ソース) | 注意点 |
|---|---|---|---|
肉製品・肉入り加工品(ハム・ソーセージ等) | 検査証明書がなければ持ち込み不可。ベトナムは対象疫病の発生国とされ、個人消費用でも実質困難 | 動物検疫所 | 肉の固形物を含まないスープの素や、湯を注ぐだけの即席食品の乾燥具材は対象外。鍋で煮込む袋麺の肉入り具材は対象 |
生の果物・野菜(マンゴー・バナナ・りんご等の果実、きゅうり・トマト等の野菜) | 多くの品目が持ち込み禁止 | 植物防疫所 | ドライマンゴーなど加工済みの乾果は対象外になるものがある |
米(精米) | 輸出国の検査証明書と日本入国時の検査が必要 | 植物防疫所 | 個人旅行者が手続きを済ませるのは難しい |
コーヒー豆(生豆) | 証明書は不要だが入国時の検査が必要 | 植物防疫所 | 焙煎済みの豆は加工品として対象外 |
茶葉(緑茶・紅茶等) | 検査不要で持ち込み可 | 植物防疫所 | ハス茶も加工済みの製茶であれば同様 |
お菓子・ドライフルーツ等の加工食品 | 多くは持ち込み可 | 植物防疫所 | 品目により対象外リストの対象になるかは個別確認が必要 |
魚醤(ヌクマム)やチリソースのような液体の調味料は、機内に持ち込む場合に液体の制限がかかります。肉エキスなどを含む製品もあるため、原材料表示も確認しておきましょう。
国際線では、100ml(g)を超える液体は原則持ち込めません。持ち込む場合は100ml以下の容器に入れ替え、1リットル以下のジッパー付き透明袋にまとめる必要があります。出国手続き後に免税店で購入したものはこの制限の対象外です。
スーツケースに入れて預け荷物にする場合も、度数24%を超え70%以下のお酒は1人5リットルまでです。70%を超えるお酒は、機内持ち込みも預け入れもできません。瓶入りのものは、割れや液漏れを防ぐ梱包も必要です。
液体の持ち込みルールの詳細は、こちらの記事で確認できます。
機内持ち込み液体の完全ガイド|100ml制限・例外規定・品目別早見表まで解説
バッチャン焼やソンベ焼のような陶器、ガラス製品は、スーツケースの中で動いて割れるリスクがあります。衣類や緩衝材で個別に包み、スーツケースの中央に寄せて配置すると衝撃を受けにくくなります。
店によっては購入時に緩衝材で包んでくれる場合もあります。心配な場合は、現地で緩衝材を追加で買っておくとよいでしょう。
日本に入国する際の携帯品免税範囲は、税関が品目ごとに数量・金額を定めています。酒類は1本760ml換算で3本まで、紙巻たばこは200本までが免税です。
香水は2オンス(オーデコロン・オードトワレを除く)まで、その他の品物は海外市価の合計額で20万円までが免税の目安です。合計額が20万円を超える場合は、20万円以内に収まる品物が免税になり、残りの品物に関税が課されます。1個で20万円を超える品物は、その全額が課税対象です。
6歳未満の子供は、おもちゃなど明らかに本人用と認められるもの以外は免税の対象になりません。酒類・たばこの免税は20歳未満には適用されないため、子供の分を含めて家族の免税枠を合算することはできません。
品目 | 免税範囲 | 超えた場合の扱い |
|---|---|---|
酒類 | 1本760ml換算で3本まで | 超えた分に関税が課される |
紙巻たばこ | 200本まで(加熱式たばこはIQOS・gloで200本、加熱式たばこのみの場合は個装等10個) | 超えた分に関税が課される |
香水 | 2オンス(オーデコロン・オードトワレを除く) | 超えた分に関税が課される |
その他の品物 | 海外市価の合計額で20万円まで | 20万円以内に収まる品物が免税、残りの品物に課税(1個20万円超の品物は全額課税) |

お土産探しでは、店の場所を調べたりGrabで移動したりと、スマホを使う場面が何度も出てきます。主な通信手段は、eSIM・SIMカード・レンタルWi-Fiです。
選ぶ前に、次の3点を押さえておきましょう。
市場では、スマホで相場を調べたり、翻訳アプリで店の人との会話を補ったりできます。専門店や百貨店を探すときも、地図アプリでの検索が欠かせません。
ホーチミンやハノイの市内では、市場や専門店の間をGrabなどの配車サービスで移動することもあります。通信が途切れると、こうした場面でその都度不便を感じることになります。
eSIMを使うには、端末自体がeSIMに対応している必要があります。
複数人で1台を共有したい場合はレンタルWi-Fiが向きますが、1人で身軽に移動したい場合はeSIMの方が扱いやすくなります。
手段 | 手続きのタイミング | 使い勝手 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
eSIM | 出発前にオンラインで設定を完了できる | 端末1台ごとに直接通信、受け取り・返却の手間がない | 身軽に移動したい人・空港での手続きを省きたい人 |
SIMカード | 現地の店や空港で購入・差し替え | 対応機種ならすぐ使えるが、差し替えの手間がかかる | SIMロック解除済みの端末を持っている人 |
レンタルWi-Fi | 出発前に予約し、空港などで端末を受け取る | 複数人・複数端末で1台のルーターを共有できる | グループ旅行でデータ容量をシェアしたい人 |
トリファはアプリダウンロード数No.1の海外eSIMアプリ(2025年4月〜2026年3月、AppTweak調べ、iOS/Android合算)で、200以上の国と地域に対応しています。ベトナムも対応国に含まれており、出発前にアプリで申し込みを済ませておけば、現地に着いてすぐ通信を使い始められます。
到着した空港で、SIMカードを買うために列に並ぶ必要もありません。24時間対応のチャットサポートも用意されているので、現地で接続がうまくいかないときも相談できます。

ライター
トリファ編集部(海外旅行の準備・現地情報担当)
海外旅行におけるベストシーズン、持ち物、現地で気をつけることなど、海外旅行の準備と現地情報を初心者にもわかりやすくまとめています。内容は必要に応じてトリファの現地スタッフへのヒアリングを行い、現地の状況も踏まえて整理しています。あわせて季節・制度・営業時間など変わりやすい情報は、公的機関や交通機関・施設の一次情報を確認し、変更があれば記事へ反映します(記事内に最終更新日を明記)。
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